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2015-02-04

ワカンとアイゼンを併用する方法

ワカンには爪がありますが、状況によってはアイゼンの爪とワカン浮力が同時に欲しいシーンがあるかと思います。
もしくは、いちいち履き替えるのが面倒だから・・・という理由もあるかもしれません。

今回はアイゼンとワカンを同時に履く方法を説明したいと思います。
しかし、注意点があります。アイゼンとワカンを併用する場合はフラットタイプのワカンである必要があります。

具体的には以下の商品なら併用可能です。

【エキスパートオブジャパン】スノーシューズ(SN18 サイズ:L)
780g 縦44.1cm×横18.2cm 爪高:4.9cm
 王道である【エキスパートオブジャパン】SN4 ではなく、こちらのSN18はフラットタイプなのでアイゼンと併用が可能。
 使用者もかなり多く、他の商品と違いサイズも選べるし軽いのでオススメ。

【マジックマウンテン】ネイジュ(フラットタイプ)
960g 縦45cm×横19cm 爪高:4.5cm
 重量は重め。でも、なんとコイツは自分で爪を交換できる!
 なのでいつか爪が壊れたときには有効かもしれない。
 あと、見た目がちょっとかっこいい。

【エアモンテ】アルミ スノーシュー(フラットタイプ)
820g 縦42cm×横19.8cm 爪高:不明
 重量もサイズも適度。そして他のワカンよりも爪が丈夫な材質でできており、
 しかも、爪に返しのようなものが付いていて、斜面で踏み込んだときに踏ん張りが効く。
 フラットなので裏返してアイゼンと併用もできる。
 表面も雪が付かないように加工されている。こっち買えばよかった・・・。

ワカンとアイゼンを一緒に使う方法

ワカンを裏返して使います。
だから、反りのあるタイプだとダメなんですね。

こんな感じに噛み合わせます。

裏から見るとこんな感じ。
この時、ワカンのバンドとアイゼンの爪があまりにキツキツだと擦れてバンドが傷むのでバンドの幅を調整しましょう。

裏返して紐を結ぶ際は、バンドの金具の向きなど若干の違和感がありますが、問題ないていどにはしっくりきてくれるはずです。

こんな感じにまとまったら完成!!


 
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