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2014-12-06

【最新モデル】冬山を試しに登りたい初心者のためのアイゼン選び

冬山初心者のための最新アイゼン選び

まず、冬山装備といったらコレでしょう。

一番最初に思いつきはするものの
いざ調べてみると爪の本数も種類があるしワンタッチ?セミワンタッチ?色々あってよくわからない。

結論から言うと・・・・

アイゼンは12本爪、足の小さな女性は10本爪のバンドタイプを買いましょう。

お試しで軽アイゼンもアリなのですが、私のこれまでの経験上、
雪山デビューを考えるような人は、完全に山に魅了されてしまっているのでだいたい続きます(笑

やはり軽アイゼンよりも、12本爪アイゼンの方がカバーできる山や期間が多く出番も圧倒的に多いです。

もう、悩まずに本格アイゼンを買ってしまって大丈夫です!
きっと、あなたは冬山を続けます!(笑

 ただし、注意点があります。

・12本爪アイゼンは、装着できる靴が限られています。

どういう靴が適しているかというと、冬季用の全体が硬くほとんど曲がらない靴です。
アイゼンは足をフラットに雪面に接地させて使います。ときには蹴り込んだりもします。
やわらかい靴だと、グニャッと曲がってしまい、アイゼンが外れてしまうことがあるのです。

防水性能や防寒性能も違いますし、やはり本来は雪山は冬靴で登るべきです。
でも、これが意外と高くて、いきなり買うのはためらってしまうと思います。

なので、はじめの1回、2回くらいはスリーシーズン用でもしっかりとした硬めの靴をお持ちならば、
低山や北八ヶ岳の入門者が訓練で使うような山を調べて、雪山体験にいくと良いと思います。

ただし、あくまでアイゼンの土踏まずの部分にあるプレートを
曲げすぎないようにフラットに足を置いてください。

また、スリーシーズン用の靴だと足が冷たくなる場合があります。
これはアルミシートを靴底に入れたりして多少は断熱できますが、
冷たくて限界だ!!となる前に勇気を持って撤退してください。

あなたがその山に登るには冬靴が必要ということです。山はリベンジできます。

それから、足の小さな女性は、そういった人向けのアイゼンを探すか
もしくは10本爪を買いましょう。

アイゼンは雪が団子になってくっつき、歩行の妨げになることがあり、
特に足の小さな女性が12本爪を使うと爪が密集しすぎて団子になりやすいです。

また、足の小さな女性は体重の軽い小柄な方が多く、
爪数が多いと爪一本への荷重が分散しすぎて効きが悪くなってしまうことがあります。

それに10本ならばアイゼン自体も若干、軽くなりますのでそれもメリットと言えます。

ちなみに、アイゼンにはアイゼンケースが必要です!!
はじめて買う方には盲点ですが、これは必須です。
だいたいのアイゼンにおいて付属してきません。

それでは具体的に、オススメの商品をご紹介します。

※青字クリックで詳細ページへ飛べます。

【ペツル アイゼンケース】 ファキール
⇒私も使用中です。メッシュで通気性も高いので使い終わったあとの錆を防げます。
 爪が当たる部分には補強もされているので丈夫です。
 メッシュ面を上にして帰りの車の助手席足元に置いてエアコンで乾燥させてます。

【ブラックダイヤモンド】 クランポンバッグ
⇒恐らく、一番売れているであろうアイゼンケース。
 以前、使用していましたが友人に譲りました。
 ペツルのよりもちょっと薄手というか軽量かな?あと若干サイズがペツルよりコンパクトなような。

【グリベル 12本爪アイゼン】 G12 ニュークラシック
⇒プロの利用者がかなり多いアイゼン。これさえあればどこへでもいける。
 本当に名作だと思います。現在、私も使用中です。
 同社の新作エアーテックに比べて爪が長く鋭利なのでズボンの裾にひっかけると転倒したり破れます。

【モンベル 10本爪アイゼン】 LXT-C10
足の小さな女性におすすめ コスパに優れた10本爪。
 もともとはカジタックスという長年アイゼンを作っていたメーカーの技術をモンベルが継承。
 国内の利用者も多く、サポートもしっかりしています。

【グリベル 軽量12本爪アイゼン】エアーテック ニュークラシック
一番オススメ!以前、私も使用していました。
 圧倒的な軽さと、考え抜かれた爪の形状からくる歩きやすさ!!
 爪も錆びにくくメンテナンス性もいいので最初に持つには最高の一品だと思います。

この中のアイゼンなら、まず間違いはありません。
他にブラックダイヤモンドやペツルのアイゼンも有名です。
コスパとサイズのラインナップはやっぱりモンベル(カジタックス)が優秀です。

まずは、勇気を出して買ってみましょう!!

ちなみに、ぼくは初めてグリベルのアイゼンを手にした瞬間を覚えています。
それはもう尋常じゃないくらいワクワクが止まりませんでした(笑

アイゼンの装着方法はこちら

・ 【グリベル】アイゼンの付け方と調整のコツ(1)

・ 【グリベル】アイゼンの付け方と調整のコツ(2)

前回の記事: 冬山は危険?憧れの冬山デビューに必要な装備一覧


 
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