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2014-12-17

【グリベル】アイゼンの付け方と調整のコツ(2)

次はいよいよ、恐怖のヒモの結び方です(笑

が、その前にこのアイゼンはセミワンタッチタイプなので、
カカトのアジャスターを調整し、カチンとカカトにセットします。

ちなみに、ワンタッチやセミワンタッチ式アイゼンは、靴のつま先側やカカト側に
ワンタッチ式アイゼンを装着するためのくぼみがある靴じゃなければ装着できません。
購入時に注意してください。

かなり固いくらいがちょうどいいです。パチンッ!!

これは左足の靴ですが、ヒモを足の内側を沿わせてつま先を通し、
足の外側に抜けさせます。

次に2つ輪があるのでその両方を一気に貫通させます。

下の画像のように内側の黒い輪へ通します。

つま先側へぎゅうううううううっとひっぱります。

次に、カカト側へぎゅううううっとひっぱり足の甲付近のヒモの遊びをなくします。

また、つま先側へぎゅーっと。仕上げで更にぎゅーーっと。

最初はヒモが必ず余ります。
あまった紐をはさみでカットして、カットした部分をライターで炙ります。
長さはヒモを自分のアイゼンで踏んでしまわない程度がいいでしょう。

ちなみに、けっこう炙っても問題ありません。ヒモのほつれを防ぎますので必ずやりましょう。

余分なヒモをカットしても、多少はあそびが出てしまいますので、
踏まないようにひっかけないように結んだり適当に処理します。

私はこのようにしています。
足の内側にヒモの先端が出ると反対の足で踏んでしまい引っ掛けやすいので注意してください。

以上です。

とにかく、紐は反対の足でひっかけないこと。
アイゼンが脱落しないことを意識しましょう。
ただし、あまりにキツイと血行不良になり最悪の場合は凍傷になるので気をつけてください。

アイゼンの種類によって装着方法は様々ですが、基本的にはこんな感じです。
必ず事前に十分な練習をしましょう。

また、冬山ではグローブをして装着することが好ましいです。
グローブをはめてアイゼンを装着ができるようになりましょう。

番外編:はずしかた

この革のヘラをカカト側へ引きます。

この時、カカト側のヒモと平行に引くとすぐにヒモが緩み、簡単に外れます。

前回の記事  【グリベル】アイゼンの付け方と調整のコツ(1)

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