冬山登山での足の冷え対策を考える
冬用の登山靴を履いてるのに足が冷たい!寒い!
雪山での靴下って、二枚重ねが凍傷になりにくいとか、厚手一枚が良いとか諸説ありますよね。
いったい、どうしたらいいのかを考えてみます。
靴の対策
もし、3シーズンの靴や昔ながらの重登山靴でしたら、
最近の以下のような冬の登山靴を買うのが間違いないです。
実は私も以前は3シーズンの靴や重登山靴を好きで使っていた頃もあったのですが、
それはもうぜんっぜん違います(汗
靴自体が二重になっていたり(靴の中に靴があるんです)
中綿で保温性があったりと、やはり構造が違います。
長く使うと考えると、↓このあたりがオススメの厳冬期用登山靴です。
プロをはじめ多くの人が利用し賞賛している定番の靴です。ちょっと紹介してみます。
■スカルパ 一番みかけるのがスカルパな気がします。
私もここの靴を使っていますがアイゼンとの馴染みもよく使いやすいです。
■スポルティバ ここの靴はカカトの作りが非常に良いです。
ロッククライミング用のシューズで研究しつくされているだけあって非常にフィットします。
靴下の対策
昔は重ねるのが当たり前でしたが、いまは靴の進歩や素材の進歩で
厚手1枚で重ねない。という人も多いようです。
重ねるメリットとしては、やはり編み方、素材の違う繊維により、
レイヤリング効果が見込めること。
実際、わたしも一枚でやっていたのですが、
試しにコレ↓をアンダーにして重ねてみたところ、これもかなり違いました。
偶然かなと思っていたのですが、
何度か検証してみましたが、やはり体感でかなりの差があります。
ちなみに、このインナーソックスを使ったのにはワケがあります。
というのが、冬靴を選んだ時点でそもそも重ねる予定がなかったので
靴内に余裕がなく、厚い靴下では圧迫されて血行が悪くなり逆に危険だったのです。
そんな時にモンベルショップをフラフラしていたら
雪山の定番インナーのジオラインと同じコンセプトで作られたコレを見つけたというワケです。
靴内に余裕がないけど、冷たくて困っている方かなりオススメです。
インソールの対策
色々と見ていると、インソールの対策で実感アリな人は多いようです。
好○山荘で働いている知人は登山靴インナーソールの大定番『スーパーフィート』のRedを使っていますが、確かに違うらしい。
■ここのシダスなんかはスキー、スノボの大定番。
まとめ
足というのは、どうしても凍傷になりやすい箇所です。
様々なアイテムを併用して、しっかりと防寒して凍傷対策をしましょう。
ちなみに・・・知ってましたか!?
冬山で使い捨てカイロはほとんど効きません!!
次回は、カイロについて書きたいと思います。